96時間 リベンジ【映画】

Taken2
2012年 フランス
オリヴィエ・メガトン(監督)
リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン、ラデ・シェルベッジアほか

有効期限が迫りつつあるシネコンの招待券をいただいたので、あわてて出かけてきた。
上映中の洋画は6つ。どれもおもしろそうだが観られるのはひとつだけ。悩むなあ。

というわけで、まずは却下した5作品を、却下理由とともに紹介することにしよう。

◆「007スカイフォール」 このあいだ観たばかりなので
◆「ホビット 思いがけない冒険」 ドワーフが気持ち悪いし、ヴィゴも出ていないので
◆「レ・ミゼラブル」 ミュージカルなので
◆「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン パート2」 シリーズ物の4作目(しかもパート2)で前作をまったく観ていないので
◆「LOOPER/ルーパー」 ブルース・ウィリスよりリーアム・ニーソンのほうが好みのタイプなので

そして選ばれたのが表題のアクション映画。シリーズ第2弾だが、前作はたしかテレビで観賞している。

画像

前作『96時間』(2008年、ピエール・モレル監督)は、類い稀な知力と身体能力をもつ元CIA工作員ブライアン・ミルズ(ニーソン)が、拉致された娘(グレイス)を救うべく単身パリに乗り込み、アルバニア系人身売買組織のメンバーを相手に大暴れする話で、ニーソンの優しそうな風貌のせいか(あるいはテレビでいい加減に観たせいか)、「アクション映画」というより「親バカ映画」という印象が……

で、本作には前作でブライアンに殺されたアルバニア人の親族による報復が描かれているのだが(舞台はイスタンブール)、「あいかわらず親バカだねえ」と、どちらかと言えば冷ややかな気持ちで観はじめた私も、気がつくと「パパ、がんばって!」と身を乗り出して応援していた。映画館の暗闇には魔物がいるらしい。

低予算でつくられた前作に較べると、そこここに洗練と余裕が感じられるが、主人公の“類い稀な知力と身体能力”については前作のほうが楽しく描かれていたかも。「あのシンドラーが……」という驚きが薄れたせいもあるのだろうが、なんだかちょっと物足りない。

それにつけても、あのお父さん、シリーズ2作でいったい何人殺しただろう? そもそもの原因が娘の軽率な行動にあったことを思うと親バカのそしりは免れない気がするが、そのいっぽうで、親バカをやらせてニーソンの右に出る者はいない、という不思議な存在感が醸しだされてきたのもまた事実。第3弾(まさかと思ったが製作者リュック・ベッソンはやる気まんまんらしい)にはさらにパワーアップした親バカぶりを期待したい。

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