フォードvsフェラーリ【映画】

FORD V. FERRARI
2019年 アメリカ
ジェームズ・マンゴールド監督
マット・デイモン、クリスチャン・ベール、ジョン・バーンサル、カトリーナ・バルフ、トレイシー・レッツ、ジョルジュ・ルーカス、ノア・ジュープ、レモ・ジローネ、レイ・マッキノンほか

昨日はボードをかついでたんばらスキーパークへ。
またもや格安バスツアーを使ってしまったが、今回はネックピローを持参したので首痛にはならなかった。

でも、往路、目的地まであと5キロの山道でトラブル発生。
前を走っていた乗用車がスリップして前輪を側溝に落とした状態で道を塞いでしまったのだ。
さいわい怪我人はいなかったが、レッカー移動が終わるまで、われわれも1時間以上待たされることに。

スリップしたのは、すこしまえにいささか強引にバスを追い越していったSUV。
調子こいて飛ばしちゃだめだよ、雪道は……

さて、強引な追い越しといえば表題の映画。

FORD V FERRARI.jpg

フェラーリとの合併が不調に終わったフォードは、フェラーリを越える車でル・マン24時間耐久レースに勝利することで敵の鼻を明かそうと、かつてF1レーサーだったカーデザイナーのキャロル・シェルビー(デイモン)に白羽の矢を立てる。キャロルはイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(ベイル)をドライヴァーに迎えるが、破天荒な性格がフォードのイメージに合わないと上層部からダメを出され……

強引な追い越しだらけのモータースポーツものは大音響で――という信念のもと上野TOHOで鑑賞。

いろいろな要素が複雑に絡み合った話なのに、実によくまとまっていて、153分の長さをまったく感じさせないし、1960年代の自動車業界の雰囲気も、ケンとキャロルのちょっと笑っちゃうくらいの車愛も、しっかり伝わってくる。
つまり、「なるほどね」と納得できる作品なのだが、なぜだかいまいち熱くなれなかった。
ま、好みの問題もあるが、『ラッシュ/プライドと友情』のほうが、ぐっとくるものがあった気がする。
ついでといってはなんだが、ケンの奥さんの内助の功ネタが、なんとはなしに邪魔に思えたりもした。
ま、きっちりバランスを取ろうとした結果なのだろうが、実のところ、ちょいと危うい感じがほしかったかも、スノボのターンみたいに……

この日のゲレ食は『たんばらリエッタ』¥1000
IMG_0264.JPG
"ナポリ風ラーメンライス"って、もはやワケわかりませんが、意外とおいしかったです。

この記事へのコメント

ごみつ
2020年01月22日 02:32
こんばんは!

私も見に行ってきました。

「ラッシュ」も凄く良かったけど、私、これも凄く気に入っちゃったな~。
レースにかける。様々な人間たちのあれこれが描かれててドラマとして厚みがありました。

レースシーンも凄かったけど、今、思うと24時間耐久レースとしての過酷さの描写がちょっと弱かったかも?
マックィーンの「栄光のル・マン」ってご覧になった事ありますか?あの延々とレースが続く過酷さみたいなのは、こっちの方が伝わってきました。

主役の2人、良かったですよね。マットはすっかり貫禄のおじさんになってきましたね。(笑)
Balkan
2020年01月23日 09:29
ごみつさん、こんにちは!
コメントありがとうございます♪

御存じのとおり、なにかしらケチをつけずにはいられないタチなので、「いまいち」な感じに書いてしまいましたが、実際のところは「いま0.3」くらいで、ぜんぜん悪くなかったです。
主演のふたりもすばらしかった。とくにベールのなりきりぶりには、いつもながらびっくり。『バイス』のチェイニー役の記憶が新しいだけに、驚きもひとしおでした。
でも、この作品もベールも、あとちょっとオフビート感があるとなあ、というのが「いま0.3」のココロです。

なるほど『栄光のル・マン』。長年気になっていた作品でもあるし、この機会に観てみようかなあ。

レビュー、楽しみにしています!