あの頃ペニー・レインと【映画】

ALMOST FAMOUS
2000年 アメリカ
キャメロン・クロウ監督
パトリック・フュジット、ビリー・クラダップ、フランシス・マクドーマンド、ケイト・ハドソン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ズーイー・デシャネル、ジェイソン・リー、アンナ・パキン、フェルザ・パルク、ノア・テイラー、テリー・チェンほか

2020年の滑り初めということで、往復のバスにリフト一日券がついて¥5400という格安ツアーで、丸沼高原へ行ってきた。
今シーズンはどこのスキー場も雪不足に悩まされているが、丸沼も例外ではなかった。
斜度がきつい上級者コースはCLOSEDのままだし、下のほうはザラザラの人工雪。
これって、転ぶとめちゃめちゃ痛いやつじゃん……とビクビク滑ることに。

とはいえ、いちばん痛かったのは翌日から2,3日つづいた首の筋肉痛。
「4時間しか滑ってないし、首なんか使ってないし、なんでだ?」と不思議に思ったが、原因はたぶん、往復6時間のバス移動。
学生のころは夜行バスで志賀や八方に出かけて早朝から滑っていたが、いまそんなことをしたら、3日くらい寝込みそうです。

さて、バス移動といえば、テレビ(録画)で観た表題の映画。

ALMOSTFAMOUS.jpg

1973年、15歳のウィリアム(フュジット)は、姉アニタ(デシャネル)が置いていったレコードを聴いてロックの魅力に目覚め、学校新聞に書ック記事を書くようになる。それが『クリーム』誌の編集長レスター・バングス(シーモア・ホフマン)の目に留まり、ジャーナリストとしての一歩を踏み出すことに。やがて、『ローリング・ストーン』誌からの依頼で新進気鋭のバンド、スティルウォーターのツアーを同行取材することになるが……

16歳のときからロックジャーナリストとして『ローリング・ストーン』誌などに記事を書いていたキャメロン・クロウ監督の自伝的作品。
アカデミー賞で脚本賞を受賞しているし、かなり期待して観たが、期待以上のすばらしさだった。

とにかく、"ロックバンドあるある"的なエピソードの数々に見応えがある。
あの説得力は、実際にいろいろなバンドを取材した人でなければ、出せないのではないだろうか。

そんななか、私が一番笑ったのは、終盤、プライヴェートジェットで移動中のバンドメンバーがこれまで秘密にしていたことを"告白"しあうシーン。
なんでも、その昔、監督がザ・フーのツアーに同行したとき似たようなことがあったということだが……

ペニーレイン役のケイト・ハドソン、母親役のフランシス・マクドーマンド、姉役のズーイー・デシャネル、ギタリストのラッセル役のビリー・クラッタップ……みんなすばらしかったが、とりわけ大きな存在感を示したのがレスター・バングスを演じたフィリップ・シーモア・ホフマン。
ウィリアム個人の成長物語として小さくまとまりがちな話なのに、ロックが商業主義にとりこまれていく過程まできっちり描ききれているのは、シーモア・ホフマンの名演あってこそという気がするし、実際、いい台詞がたくさんあった。

ALMOST FAMOUSだったスティルウォーターのツアー、FAMOUSになってプライヴェートジェットで移動するようになるが、最後にはまたバス移動に戻ることに。
移動手段はともかく、ワクワクするのは発展途上の道のりってことなんだろうね、きっと。

丸沼高原ロープウェイ山頂駅付近からちらりと見える日光白根山
IMG_0260.JPG
このあたりの雪は一応天然ものですが、明らかに足りてません…………

この記事へのコメント

UME
2020年02月06日 14:52
ツェッペリンとかサバスとか
「おっ!」 「おっ!」
と身を乗りだすシーンの連続でした。

一番「おーっ!」となったのは、
ペニーを演じた美人さんが
ゴールディ・ホーンの娘だって知った時。

私、大好きだったのよ!
「プライベート・ベンジャミン」

映画も良かったんだけど、その事実を知った衝撃が上回っちゃった。

嬉しい驚きって、あと引いて、何回も思い出して、にやにや出来て、いいよね!

映画って色々楽しみ方があるね!
Balkan
2020年02月07日 00:41
Umeさん、こんばんは!
コメントありがとうございます♪

そうそう、ケイト・ハドソンはゴールディ・ホーンの娘なんだよね。
ダニエル・デイ・ルイスの『NINE』ではじめて彼女を観て、「この子、ミョーにきれいでミョーに歌うまいけど何者?」と思って調べたら、お母さんは女優のゴールディ・ホーン、お父さんは歌手のビル・ハドソンとわかり、「なるほど~」と納得した記憶が。ブロンドだけど、お母さんとは、なんとなくタイプが違うよね。
『シャンプー』とか『プライベート・ベンジャミン』とか『アメリカ万歳』とか、ほんと、チャーミングだよね、若かりし日のゴールディ・ホーン。私も大好きです。

私も最近、アンジェリーナ・ジョリーがジョン・ヴォイトの娘と知って、ちょっとびっくりしました。その件について思いだしてニヤニヤすることはないけど。