ファースト・マン 【映画】

FIRST MAN
2018年 アメリカ
デイミアン・チャゼル(監督)
ライアン・ゴズリング、クレア・フォイ、ジェイソン・クラーク、カイル・チャンドラー、コリー・ストール、キアラン・ハインズほか

はやぶさ2が小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功した。
2年以上かかる遠隔地にでかけてのミッション・コンプリート、ほんとうにすばらしい。
自慢じゃないが、私、「あ、そうだ!」といさんで5歩先の台所に向かったものの、何をしにきたか思いだせずすごすご引き返すことがひと月に3度はある。

すこしははやぶさ2を見倣わないと……

さて、ミッション・コンプリートといえば表題の映画。

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空軍のテスト・パイロット、ニール・アームストロング(ゴズリング)は、NASAの有人ロケットジェミニの宇宙飛行士の採用試験に合格して、妻のジャネット(フォイ)と長男を伴ってヒューストンへ移住する。ソ連との冷戦が深刻化するなか、NASAのプロジェクトはジェミニからアポロへと移行していくが……

チャゼル監督の前作『ラ・ラ・ランド』と前々作『セッション』を散々けなした私、今回もけなす気満々で腕まくりをして観はじめたのだが、これは普通に楽しめてしまった。
アポロ計画のアメリカ万歳ではすまされない部分にスポットをあてた話で、ゴズリング演じるアームストロング船長は終始つまらなそうな顔をしている。
べつにそこがよかったというわけではないが、言いたいことは、すごくよくわかった。
いまにして思えば、前作、前々作は何が言いたいのかがよくわからず、そこにイライラしたのかもしれない。

とはいえ、ありとあらゆる要素に中途半端感があるところは前作、前々作と同じだったという気もする。
でも、それがチャゼル監督の"味"なんだろうね、きっと。

スーパーで懐かしいチョコレート菓子を見かけたので思わずゲット。
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このチョコのせいで、本物の司令船にもギザギザがあると勘違いしている人が結構いるみたいです。

この記事へのコメント

ごみつ
2019年03月09日 00:54
こんばんは!

あれやこれやと野暮用が続き、ようやく昨日レイトショーで見てきました!

静のドラマで宇宙開発ものとして物足りない・・っていう意見を多くみかけたので、そのモードで見始めたのですが、いやいや、これけっこう撮影そのものは凄かったですよね。迫力あったし、アポロ11号の打ち上げのシーンも見事でした。

原作がニール自身を描いたものだし、ニールの視点で追っていくっていうドラマ構成も私は凄く気に入りました。

「ライトスタッフ」のイェーガーが一人で音速を超えるシーンみたいな、一人の男の孤独な戦いっていうか・・。

また考えをまとめて記事にしてみますが、ちょいと後になるかも・・なので先にコメントさせていただきました~。
Balkan
2019年03月09日 13:14
ごみつさん、こんにちは!
コメント、ありがとうございます。

なるほど、思えばこれはレイトショーでしみじみ観るタイプの作品かもしれません。

そう、期待とちがったという感想をよく聞きますが、これはこれですてきな宇宙開発ものでしたよね。

人類初の偉業と騒がれることも、達成した当人の心のなかというのは、たぶんこういう感じなんだろうなあというのが、しみじみ伝わってくるところがすばらしかった。
まさに孤独な戦いを乗り越えてたどりついた境地であることが、ちゃんと描かれているからこそだと思います。

そういう観点でいえば、娘さんのブレスレットのくだりは、ちょっと野暮だったかも。あれはなくてもいい……いや、ないほうがよかったんじゃないかと、そんな気がする今日頃です。

てなわけで、ブログ記事のアップ、楽しみにしています!

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