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zoom RSS ウインド・リバー 【映画】

<<   作成日時 : 2018/08/19 16:07   >>

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WIND RIVER
2017年 アメリカ
テイラー・シェリダン(監督)
ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル、ギル・バーミンガム、ケイシー・アスビル、グレアム・グリーンほか

けさ、テレビで、気象予報士が「東京では、今日、明日の最高気温が30℃を下回りそうです」と言っていた。

涼しいのは何よりだが、この「下回る」の使い方が気になって仕方がない。
おそらく、これまで連日30℃を越えていた気温が30度に届かないという意味で「下回る」と言ったのだろうが、それなら過去の最高気温について具体的な言及(“〇日ぶりに”とか)がないと、いかん気がする。
そもそも、朝からすこしずつ上昇していった気温が30℃に届かずじまいになるという観点でいえば、何も下回ってはいないわけで……

と、束の間の涼しさを、暑苦しい屁理屈で台無しにする私であった。

さて、東京の気温が連日軽々と30℃越えしていたころ、涼を求めて観にいったのが表題の映画。

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アメリカ中西部ワイオミング州にあるネイティブ・アメリカンの保留地“ウインド・リバー”で少女の遺体が発見される。FBIから派遣された新人捜査官ジェーン・バナー(オルセン)が捜査をはじめるが、雪と寒さに阻まれいきなり頓挫。ジェーンは遺体の第一発見者である地元のベテランハンター、コリー・ランバート(レナー)に協力を求めるが……

深い雪に覆われた山で獲物をしとめる孤高のハンターという設定が魅力的で、じゅうぶんに楽しめる作品ではあったが、できれば、もうちょっと驚きの要素が欲しかった気がする。

そんなふうに思ってしまうのは、少女の死の謎にまつわるストーリーが静かに語られるあたりに、ちょっと『スリー・ビルボード』を思わせるところがあったからかもしれない。
『スリー・ビルボード』が驚きの連続だっただけに、どうしても物足りない印象になってしまうのだ。

ついでに言ってしまうと、コリーを演じたジェレミー・レナ―を、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドや『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックと較べたくなる作品でもあって、それについても、あとのふたりが素晴らしすぎたせいか、一抹の物足りなさを感じることに。

そんななか、エリザベス・オルセン演じるFBI捜査官の成長物語には、胸を打つものがあった。
というか、最後はジェーンになりきって、思いっきり歯を食いしばって観ていたかも。

コリーではなく、ジェーンでもう一作観てみたい気がする。

写真は1月のある夜のニセコ・ヒラフスキー場の寒暖計。
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これが−10℃を下回る寒さなのか、−15℃を上回る暖かさなのか、はたまた−10℃を上回る寒さなのか、−15℃を下回る暖かさなのか、アホな私にはさっぱりわかりません。

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「ウインド・リバー」
舞台はネイティブ・アメリカン保留地であるワイオミング州の辺境。ウィンド・リバーと名づけられたその土地は、冬の寒さが厳しく、痩せた土地での寂れた鉱山発掘が産業となっているような場所であった。往々にしてネイティブ・アメリカンの保留地は厳しい条件の立地にあるところが多い。つまり彼らは追いやられている、と表現してもいいと思う。そのウィンド・リバーで野生生物局に所属し、土地のハンターとして活動しているコリー・ランバート ( ジェレミー・レナー ) は、ある日雪原の上に一人の少女の遺体を発見する。口から血を... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2018/08/29 14:57

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