猫を抱いて象と泳ぐ 【本】

小川洋子
2011年7月10日
文藝春秋 ¥590(+税)

サッカー欧州選手権(ユーロ2012)の開幕まであと3日。私は、グループAからはロシアとギリシャが、グループBからはドイツとポルトガルが、グループCからはスペインとクロアチアが、グループDからはスウェーデンとウクライナが決勝トーナメントへ進出すると予想している。
例によって例のごとく選手のルックス(王子度)だけで予想した結果だが、もっとも期待が大きいのはドイツとロシア。あとはポルトガルが久しぶりにいい感じだ。いやあ、楽しみ、楽しみ……

さて、「欧州?」といえば、チェスに材をとった表題の作品。

“盤上の詩人“こと、アレクサンドル・アリョーヒン(1892-1946)の再来と謳われた天才チェス少年の物語だが、何がすばらしいといってそれは、登場人物に名前がなく、どこの国の話としても読めるようになっているところ。ちなみに私がイメージしたのは、ときどき夢のなかに出てくる東欧のどこかの町。たぶん、ところどころに顔をのぞかせるなんだかちょっと滑稽な残酷さが、東欧風に思えたからだろう。なんにしろ、私のなかではかなり早い時期から「舞台は欧州」ということになっていたが、実際のところ、著者はどこをイメージして書いたのだろう?


猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫)
文藝春秋
2011-07-08
小川 洋子


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この記事へのコメント

ごみつ
2012年06月06日 00:41
今晩は!

先日はご来店、ご購入、有難うございました~。
久しぶりでお元気そうな顔が見られて嬉しかったですよ~。

小川洋子さんらしい雰囲気の内容ですね。名前も国もないとなると、読者それぞれが自分のイメージを膨らませる事が出来るワケだ・・。でも設定的に誰もがヨーロッパをイメージしそうだね。面白そうです。

「裏切りのサーカス」のレビューも楽しみにしてますね。私、まだ見れてないけど。
Balkan
2012年06月06日 07:46
ごみつさん、こんにちは!

先日はお仕事中、お邪魔しました。「いるかな~?」と思って上がっていったら、いましたね~。嬉しかったです
ちなみに購入したミステリはなかなかいい感じです。まだ読みかけですが。

実を言うと、小川洋子作品は『妊娠カレンダー』しか読んだことがなかったのです。で、たぶん合わない、と思っていたのですが、なんとおもしろかった。遅ればせながら、いろいろ読んでみるつもりです。

「裏切りのサーカス」、日比谷シャンテでの上映はもうじき終わりそうです。お見逃しなく!

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