Balkan's Memorandum

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zoom RSS 舟を編む 【本】

<<   作成日時 : 2011/12/01 13:13   >>

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三浦しをん
2011年9月20日刊
光文社 ¥1500(+税)

きのうは〈翻訳ミステリー大賞〉(http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20111101/1320138321)の一次投票受付最終日というわけで、悩みに悩んで5作品を選んだのだが、なぜだか比較的最近(夏以降)読んだものばかりになってしまった。もしかして、ゆうべのおかずを思いだすのもひと苦労という昨今の私に、1年を振り返る資格はないってことだろうか?

そんなこんなでこのところ海外ものばかり読んでいたので、次は日本の小説を――と購入したのが表題の本。

舞台はとある出版社の辞書編集部。定年間近のベテラン編集者荒木の根気強い交渉が実を結び、新たな辞書『大渡海』の編纂が決定する。ところが、彼の下で働く西岡はいわゆる“チャラ男”で頼りないことこのうえない。そこで営業部から馬締という変わり者を引き抜き……

何はさておき、辞書はどのようにしてつくられているのか、そのあらましがわかるところがすばらしい。登場人物の描き方は平板だが、そこにコミック的な様式美が感じられるところが三浦作品の特徴。実際、コミック的にさわやかすぎてこそばゆい部分もあるのだが、それも辞書編纂という奥深い作業のあれこれにまぎれて、さほど気にならない。

でもいちばんの驚きは、けさ読みはじめて、昼には読みおえていたこと。翻訳ものだとこうはいかない。どこがどうちがうのか、科学的に分析してみたい気がする。


舟を編む
光文社
三浦 しをん


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コメント(2件)

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「お昼は何を食べたの?」と午後三時に聞かれて、即座に思い出せなかった私が言うのもなんだけど、忘れたっていいのよ、命にかかわることじゃないんだし。
日本の小説って、ほんとに早く読めるよね〜。
(食事にも読書にもじっくり取り組む余裕がないのは棚に上げて、言わせてもらうと)翻訳書にもそのスピード感はすごく必要だと思う。
Mari
2011/12/06 15:19
Mariさん、

励ましの(?)コメント、ありがとう! 

物忘れの激しさもさることながら、どうしてか、「なんだかなあ」と思った作品のほうが、よく憶えていたりすることにもショックを受けました。性格悪すぎです。

いや、ほんと、さくさく読めるとありがたいですね。なにせ、あまり時間がかかると最初のほうを忘れてしまうもので……(^_^;)
Balkan
2011/12/06 17:40

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