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zoom RSS 犯罪 【本】

<<   作成日時 : 2011/09/20 16:53   >>

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フェルディナント・フォン・シーラッハ(酒寄進一 訳)
2011年6月15日刊
東京創元社 ¥1800(+税)

史上まれにみる軟弱者のくせに、なぜか昔から“縦走”というのにあこがれていて、一昨日、ついに生まれて初めての縦走(横浜市最高峰の大丸山から鎌倉市最高峰の太平山まで)に挑戦。いやまあ、要するに自然公園のハイキングコースをちんたら散歩してきたというだけのことだが、それでも、さすが史上まれにみる軟弱者、まるで槍〜穂高を縦走してきたかのようなひどい筋肉痛に見舞われている。

というわけで、体じゅうにサ○ンパスを貼りまくったマヌケな姿で読んだのが表題の本。

さまざまな犯罪、さまざまな罪人を描いた短篇集で、「フェーナー氏」「タナタ氏の茶わん」「チェロ」「ハリネズミ」「幸運」「サマータイム」「正当防衛」「緑」「棘」「愛情」「エチオピアの男」の11編が収録されている。著者はドイツの刑事事件弁護士で、実際にあった事件がモチーフになっているのだとか。

淡々とした語り口にえも言われぬ迫力があり、どの話もきわめて印象的。ドイツの司法制度のありようがじわりと浮かび上がってくるところもおもしろい。
でも、読みながら、なんとなく、ざわざわした嫌な気持ちになったのもまた事実。フィクションとはいえ、著者の職業的経験が反映されていることを考えると、何か引っかかるものがある。

しかし、良くも悪くも、私の心にこれほど強い印象を残した本は、アゴタ・クリストフの『悪童日記』以来かも。姿勢を正して(サ○ンパスを剥がして)、もう一度読み直してみようかな。


犯罪
東京創元社
フェルディナント・フォン・シーラッハ


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