魔法使いの弟子 【映画】

The Sorcerer's Apprentice
2010年 アメリカ
ジョン・タートルトーブ(監督)
ニコラス・ケイジ、ジェイ・バルチェル、アルフレッド・モリーナ、テレサ・パルマー、モニカ・ベルッチ、アリス・グリーク他

もしもハリウッドのB級アクション映画みたいな窮地に陥ったら、ニコラス・ケイジに助けにきてもらいたい――と言ったら、友人に「どうせ妄想なんだから、遠慮しないで好きな人を選んでいいんだよ」と励まされたことがある。

べつに遠慮しているわけじゃない。こっちが死にそうな思いをしているんだから、助けにくるほうも死にそうな思いをしてもらいたいし、“死にそうな思いをして助けにきました”という感じを醸し出せるという点で、ケイジの右に出る役者はいないと思っている。

そんなわけで、彼が主演するアクション映画は結構よく観ている。表題の作品も、昨年、劇場で観たのだが、ボーナストラックにメイキング映像がはいっていると聞き思わずDVDをレンタル、再見してしまった。そんなに好きだったのか……と自分でも呆れている。

ケイジが演じているのは魔法使いのバルサザール。かれこれ千年にわたって善き魔法使いマーリンの後継者を捜している。そして、ついに現代のニューヨークで“選ばれし者”を見出し、魔法を伝授することになるが、これがおよそ魔法使いらしからぬ物理おたくの大学生(バルチェル)で、そうこうするうちに悪の魔法使いの一味に嗅ぎつけられてしまう。彼らはマトリョーシカ人形のなかに閉じ込められた最強の魔女モルガナ(グリーク)をよみがえらせて、世界を破壊させようとしていた。

で、弟子のデイブとともに悪に立ち向かうバルサザール。

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ま、2回観るほどのものではないが、『ファンタジア』を観たことがあるなら、魔法の力でモップを動かす場面だけでも観る価値アリだと思う。メイキングでケイジも「あの場面を演じられて光栄だった」と言っていたが、映画愛に満ちた、すばらしい仕上がりになっている。
私が好きなのは、デイブがテスラコイルで発生させた高圧電流を使って悪の魔法使いの企みを阻止するくだり。魔力が電力の一種だとすれば、次世代エネルギーとして活用できるかも――なんて思ってしまった。ちなみにデイブは落雷で故障した放送機器をちゃちゃっと直して美人女子大生ベッキー(パルマー、大学のFM局でDJをしている)のハートを射止めている。さすがディズニー、彼女いない歴20年の理系男子に夢をあたえることも忘れない。

それはさておき、ケイジの額が以前より若干狭くなった気がするのは私だけだろうか?

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