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zoom RSS われらが背きし者 【映画】

<<   作成日時 : 2016/10/27 13:00   >>

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OUR KIND OF TRAITOR
2016年 イギリス/フランス
スザンナ・ホワイト(監督)
ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、ダミアン・ルイス、ナオミ・ハリス、ジェレミー・ノーザム、ハリド・アブダラ、マーク・ゲイティスほか

もう2週間ほどまえのことだが、田端文士村記念館が主催する文学散歩に参加した。毎月一回おこなわれている“田端ひととき散歩”という催しで、このときのテーマは「朔太郎と犀星〜水魚の交わり〜」。

秋晴れの午後の路地裏散歩もナイスだったが、同館の研究員さんによる文学愛&田端愛に満ちた解説がとてもおもしろくて感動した。

なんでも、萩原朔太郎は室生犀星にさんざんわがままを言って家探しをさせて田端に移り住んだにもかかわらず、文士たちとの近所付き合いにうんざりしたのか、一年足らずで転出していったのだとか。

いやはや、詩人というのは……

さて、詩人といえば、想像力が乏しくて詩人になれなかった男が、なぜかロシアン・マフィアに見込まれる表題の映画。

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妻のゲイル(ハリス)とともにモロッコで休暇を楽しんでいたロンドン大学文学部個別指導教員のペリー(マクレガー)は、偶然知り合ったロシアン・マフィアのディマ(スカルスガルド)から、帰国したらMI6に渡して欲しいとUSBメモリーを託されるが……


ル・カレ(原作)でマクレガー(主演)ということで、期待せずにはいられなかった。
しかも、『裏切りのサーカス』『誰よりも狙われた男』がめちゃめちゃ面白かったことで、それなりにハードルも上がっていた。

そんなこんなで、なんだかあっちこっちカットしまくったダイジェスト版を観ているかのような物足りなさを感じてしまった。
けっしてつまらなくはないのだが、「私ったら、うっかり居眠りをして何か見逃しちゃったのかしら?」と不安になるほど、モヤモヤ感が残る作品なのだ。
とくに主人公のペリーに関しては、「え? この人、そういう人だったの?」と驚かされる局面が一度ならずあって……

同名の原作(上岡伸雄、上杉隼人訳、岩波書店)はすでに購入済み。近々読むつもりだが、「なるほど、そういうことだったのか!」と納得できますように。

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室生犀星の旧居跡にある北区立童橋公園のススキ。秋だねえ。

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ル・カレ版 巻き込まれサスペンス
26日のことですが、試写会「われらが背きし者」を鑑賞しました。 ...続きを見る
笑う社会人の生活
2016/11/19 23:00
「われらが背きし者」
「裏切りのサーカス」の原作者ジョン・ル・カルの作品をスザンナ・ホワイト監督が映画化。MI6絡みも含めて「裏切りのサーカス」にテイストが似ていなくもないが、かの作品より人間味がある作品になっている。高級シャトー・ブルゴーニュワインに始まり、庶民のシングルモルトでエンドロールを迎える。大人の夜に相応しい作品。大学で詩を教えているペリー(ユアン・マグレガー)と弁護士のヴィル(ナオミ・ハリス)は、結婚10年目にしてペリーの教え子との浮気が原因でどこかちぐはぐな関係になってしまっている。関係を立て直すこと... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2016/11/21 12:58

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