Balkan's Memorandum

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zoom RSS 最愛の子 【映画】

<<   作成日時 : 2016/04/07 17:08   >>

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親愛的
2014年 中国/香港
ピーター・チャン(監督)
ホアン・ボー、ハオ・レイ、ヴィッキー・チャン、トン・ダーウェイ、チャン・イー、キティ・チャンほか

スギとヒノキの花粉がごちゃ混ぜになって飛び交う今日この頃、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ちなみに私にはもうひとつ、桃アレルギーもある。発症からまだ数年、いまのところたいしたことはないが、聞くところによるとだんだんひどくなるらしい。
好物なのに、残念だな……

さて、桃アレルギーといえば、桃アレルギーの子どもが失踪する表題の映画。

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深圳の下町で細々とネットカフェを経営するティエン(ホアン)は3歳の息子ポンポンと暮らしている。離婚した妻でポンポンの母親であるジュアン(ハオ)はすでに再婚していて、週に一度だけ、ポンポンに会えることになっている。ある日、近所の子どもたちと遊んでいたポンポンは母親の車を見かけてあとを追いかける。友だちとはぐれたまま、夜になっても帰ってこないポンポンを案じてティエンは警察に捜索願いを出すが……


このあと、次から次へと大変なことが起きる。その展開を何かに譬えるとすれば、わんこそば。フタをする隙をあたえない素早さで、次のエピソードが繰り出される。

そんなこんなで、最初から最後までザワザワと落ち着かない雰囲気のなかで話が進んでいくが、あとで振り返ると、その渾沌に重要な意味があることがわかる。

とにかく、大岡裁きと違ってスッキリした解決策の存在しない悲劇(しかももとは実話)を描いているのに、見事なエンタテインメント作品に仕上がっているところがすごい。たぶん、余計な解釈を加えずテンポよく話を変えていくところにポイントがあるのだろう。

同監督の『きみさえいれば 金枝玉葉』や『ラブソング』も、なぜということもなくおもしろかったが、あるいは、わんこそばさながらのテンポのよさが物を言っていたのかもしれない。ぜひ、もういっぺん観てみたくなった。

というわけで、今日のお昼はそば。
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残念ながら、ひとりではわんこそばができません。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
予告編を見るとずいぶん深い内容。
号泣もの?
観るのがちょっと辛そうと思ってたけど、見事なエンタテインメント作品ということなら、観にいってみようかという気持ちになりました。

どうしたら一人わんこそばができるか、今日はそれを考えて過ごすことになりそうです。
marin
URL
2016/04/08 12:42
marinさん、こんにちは!

そう、話は思いっきり深刻なんですが、いわゆるお涙頂戴ものとは一線を画すストーリーテリングにすっかり引き込まれました。恐るべし、わんこそばパワー。

……と言っていますが、わんこそばはまだ一度も食べたことがありません。そして、よほどのことがないかぎり一生食べない気がします。よほどのことって、いったいなんでしょうね?
Balkan
2016/04/08 13:58

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