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zoom RSS リスボンに誘われて 【映画】

<<   作成日時 : 2016/04/02 16:12   >>

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NIGHT TRAIN TO LISBON
2012年 ドイツ/スイス/ポルトガル
ビレ・アウグスト(監督)
ジェレミー・アイアンズ、メラニー・ロラン、ジャック・ヒューストン、マルティナ・ケディック、トム・コートネイ、アウグスト・ディール、ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン、クリストファー・リー、シャーロット・ランプリングほか

仕事に追われて引きこもっていたら、いつの間にやらもう4月。
そんななか、仕事をさぼって島根を旅してきた。
往きは「サンライズ出雲」というありがたい名前の夜行列車を利用。寝台車に乗るのは、その昔、ユーレイルパスでヨーロッパをまわったとき以来かも。あのときはもっぱらクシェットという三段ベッドだったが、今回はB寝台ながらも鍵付きの個室! いやあ、大人になったなあ……(そういうことじゃないだろう)

さて、夜行列車といえば、ずいぶんまえに録画してそのままになっていた表題の映画。

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スイスのベルンで高校教師をしているライムント(アイアンズ)は、ある朝、橋から川に飛び込もうとしている若い女に気づき、力づくで引きとめる。が、女は上着と一冊の本――ある男が自費出版した自叙伝――を残して姿を消してしまう。本には間もなく発車するリスボン行きの夜行列車の切符が挟まっていた。あわてて駅に走り、女を探すが見当たらない。一度はあきらめて帰ろうとするが、そこで何かに突き動かされ、動きはじめた列車に飛び乗ってしまう。車中、本を読んだライムントは、それを著わしたアマデウ・デ・プラド(ヒューストン)に惹かれるものを感じて、リスボン市内にある彼の自宅を訪ねるが……

なんの予備知識もなく「あ、ジェレミー・アイアンズだ!」と思って観はじめた作品。いや、べつに彼の大ファンというわけではないが、そこそこ好きな俳優なのだ。一緒に飲みに行くのはなんかちょっと面倒だが、同じ町内に住んでいてたまに見かけたりするとうれしい……くらいの好きさ加減である(わかりにくい説明ですみません)。

ジェレミー・アイアンズで驚いていたら、シャーロット・ランプリング、クリストファー・リー、レナ・オリンなど、大御所がつぎつぎに出てきてさらにびっくり。ばかに豪華じゃないか……

で、物語はアマデウの足跡をたどるライムントの旅と、独裁体制下を生きた若き医師アマデウの激動の日々(レジスタンス仲間との友情、裏切り、情熱的な恋など)を、交互に描くかたちで進んでいく。
つまり、「アマデウの足跡をたどるライムントの旅は、自身の人生を見つめなおす旅でもあった!」という話なのだが、残念ながら、両者の関係性がいまひとつ伝わってこない。この役、ジェレミー・アイアンズじゃないかも……と思いはじめたときにはすでに、ふたつの映画をかわりばんこに観ている気分だった。
おそらく、ライムントの人となりが描き切れていないのだろうが、そのあたりのことは、いずれパスカル・メルシエの原作『リスボンへの夜行列車』(浅井晶子訳、早川書房)を読んで、確かめるとしよう。

では、せっかくなので旅の写真を少々。

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午後10時、サンライズ出雲で東京駅を出発。12時間の鉄旅が始まる。

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B寝台で呑み鉄。いやあ、大人になったなあ。

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出雲といえば出雲大社――ではなく出雲蕎麦。めちゃめちゃ気に入ったので、翌日のおひるも迷うことなく割り子そばを注文。

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一畑電車で松江に移動。良縁を求めて全国からやってくる若いお嬢さんたちのためにピンク色に塗られた列車(なんとシートもピンク色!)に無理やり乗車。あとで塩まいといてください。

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松江といえば国宝松江城。足軽の恰好をしたお兄さんに「姫、お気をつけてお帰りください!」と声をかけられ、ご機嫌で城をおりる。

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朝もやの宍道湖のしじみ漁。前夜、居酒屋でいただいたしじみ汁は、しじみ汁の概念を根底からくつがえすおいしさだった。いやあ、いままでの私の人生はいったいなんだったんだろう……

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